ふれあいレター
口腔内スキャナー
当院では型取り(印象)の際に口腔内スキャナーを使用しています。
これまで型取りではトレーにピンクの粘土のような材料を盛って、口腔内で3分ほど固まるのを待ち、撤去してそこに石膏を流し、模型にすることで被せ物を作っていました。この型取りだと患者様への負担が大きく、えずいてしまう方にはとても辛い処置の一つとなっていました。
一方、口腔内スキャナーでは小型のカメラで口腔内をスキャンしてデジタル化することで被せ物を作っていきます。この方法だと短時間で患者様への負担を極力抑え、より精密な型取りをすることができます。精度の問題で、まだ口腔内スキャナーを用いることのできない場合もありますが、患者様へより楽に診療を受けていただくためにも積極的に活用していきたいと思います。 窪田