今年入社した衛生士の陳さんは、台湾出身で、先日、実家のご両親からスタッフ全員分の月餅を送ってくださいました。台湾で中秋節は国民の祝日となっており、家族で月にお供え物をして、一家団欒を楽しむのが習わしとなっています。今年の中秋節は9月21日でした。

中秋節に欠かせないのが月餅で、満月のように丸く平たい形が「家族の輪」「団欒」を象徴するといわれており、月餅を食べて家族の幸福を祈るそうです。

ここで陳さんについて少しお話しさせていただきます。

陳さんは台北医学大学に入学し、2年生の時に北海道医療大学に1か月間留学しました。

そこで日本に興味を持ち4年で卒業後、北海道医療大学歯学部付属歯科衛生士専門学校に2年生から編入し、今年の3月に卒業しました。学生時代は学校の勉強と日本語の勉強に励み、我が国の歯科衛生士国家試験に優秀な成績で合格しました。白水会に入社してからも、患者さんとのコミュニケーションを上手くとるために日々努力しており、日本に来て、まだ2年半しか経っていないのにすごい上達で、今後、優秀な歯科衛生士になると確信しております。

コロナで長くご両親も会えない状態なので、みんなで月餅を食べて、陳さんの家族と、白水スタッフの家族の幸せを祈りました。　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桂

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